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クラミジアには潜伏期間があるってホント!?

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クラミジアの性感染症はインフルエンザと同じで潜伏期間があることをご存知ですか。
多くの人はクラミジアに感染している人と性行為を行った場合、症状がすぐに表れると思っている人が多いです。
しかし、実際には潜伏期間を過ぎてから症状が出始めるので、クラミジアの潜伏期間を覚えておいたほうがいいでしょう。

・クラミジアの潜伏期間
インフルエンザなどでよく耳にすることが多い潜伏期間。
クラミジアにも潜伏期間があり、感染してからすぐに症状が出始めるわけではありません。
潜伏期間としては大体1週間〜3週間程度と言われているのですが、クラミジアに感染して潜伏期間が過ぎても症状が必ず出るとは言い切れません。
クラミジアは男女ともに自覚症状が出にくいという特徴があり、悪化してから気付くことが多いようです。
自覚症状が出にくいことで発見が遅れ、クラミジアを拡散してしまう可能性が高いので注意しましょう。

・クラミジアは不妊症や早産、HIVに感染する可能性も高くなる!
女性の中には妊婦するまで気づかなかったという人もいるのですが、不妊の原因になると言われています。
女性の場合は卵菅を通って子宮に入り込み、細菌に感染した卵管が閉じてしまう可能性があります。
男性の場合は尿道から前立腺などに細菌が広がり、精子奇形や精子無力症などを引き起こすことで不妊の原因になると言われています。
また、クラミジアに感染している人は通常の人に比べて早産のリスクが上がったり、HIVに感染する可能性も高くなるので体の不調を感じるときは早めに病院に行って見てもらったほうがいいでしょう。
不妊や早産のリスクが高くなることは女性にとって重大なこととなるので、オリモノの臭いが気になり始めたり、白い液体が出てくるときは病院で見てもらいましょう。

このようにクラミジアには潜伏期間があり、すぐに症状が出てくるわけではありません。
クラミジアに感染している人でも潜伏期間が過ぎて症状が出ない人もいるようですが、軽度の症状によって気付かないという人が多いようです。
少しでも体に異変を感じたときは検査を受けたほうがいいと思いますし、不特定多数の人と性行為を行っている人の場合は定期的に検査を受けたほうがいいかもしれません。

クラミジアはいつどこで感染するか分からないので、危機感を持っておくべきだと思います。
クラミジアに感染してしまうと不妊や早産、HIVなどの性感染症のリスクも高くなるのでクラミジアに感染しないようにしたり、早期発見・早期治療を行うことが大切です。