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クラミジアに感染したときに出る症状!男女別の症状について

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クラミジアに感染した人の中には、自覚症状がない人も多いようです。
しかし、症状が出るとしたらどんな症状が出てくるのでしょうか。
今回は男性と女性に分けて、クラミジアに感染したときの症状について見ていきましょう。

・クラミジアに感染したときに表れる症状【男性編】
男性がクラミジアに感染するときは、女性の口や性器から尿道に細菌が入り込み、尿道の粘膜に炎症が起こります。
これを急性尿道炎といい、悪化してしまうと前立腺炎や精巣上体炎を引き起こしてしまう可能性もあります。
男性がクラミジアに感染したときに出る症状としては、排尿時の違和感やチクっとした痛み、膿やかゆみなどを伴います。
また、患者さんによってはクラミジアの炎症から性器が腫れたり、乳白色または透明の分泌物が出ることもあるようです。
こういった症状は男性の半数くらいの人に表れ、女性よりも男性の方が症状が表れやすいことで発見しやすいとされています。

・クラミジアに感染したときに表れる症状【女性編】
女性の場合はクラミジアに感染している男性からうつされてしまうことが多く、膣の奥の粘膜や子宮の入り口などに炎症が起きてしまうことが多いです。
炎症が悪化すると子宮内膜炎や骨盤内炎症性疾患、肝周囲炎を引き起こしてしまう可能性があり不妊や早産のリスクが高くなります。
女性がクラミジアに感染したときに出る症状としては、性器のかゆみやオリモノがたくさん出る、性器の臭いがきつくなるなどの症状が見られることもあります。
また、女性によっては性器や下腹部に痛み・違和感を感じたり、性行為を行う際に痛みを伴うこともあるようです。
クラミジアに感染してしまうと男女ともに不妊の原因となるので、パートナーがいる場合は妊活を始める前に検査をしておいたほうがいいかもしれません。

このように男性と女性とではクラミジアに感染したときに出る症状が少し違います。
共通の症状としては性器のかゆみや違和感、乳白色または透明の分泌物が出るというところです。
パートナーがいてこれらの症状が出た場合は、パートナーもクラミジアに感染している可能性が高くなります。
こういった場合は2人で病院に行って見てもらい、検査で陽性となった場合は適切な治療を受けましょう。
クラミジアは放置しておくと炎症が悪化したり、他の病気を引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
クラミジアに感染しているかの確認がしたいだけの場合は、検査キットを使って自宅で検査してみるのもおすすめですよ。