淋病とかゆみ | クラミジア感染の原因と治療法|泌尿器科ナビ

menu

淋病とかゆみ

HOME » クラミジア感染の原因と治療法 » 淋病とかゆみ

淋病の症状

クラミジアと同じく患者数が多いのが淋病です。
どちらかの病気になると、もう片方の病気にも感染しやすくなるため、クラミジアと淋病は両方ともに感染している方も珍しくありません。
この淋病になったときにどんな症状がでるのか、かゆみなども出るのかというと、かゆみが出ることもあります。
男性の性器が淋病になったときなど、尿道がかゆいといった症状が出る可能性もあるのです。
男性の尿道は男性器の中を通っており、外側からは見えませんし、手で直接触るといったこともできません。
そのような部位がかゆいといった症状が出ると、触れない部分がムズムズするといったつらい症状となります。

淋病のかゆみ以外の症状

このようなかゆみの症状もあるのですが、それ以外にも淋病にはいくつか特徴的な症状があります。
男性の性器の症状では、排尿時の痛みと尿道からの膿が特徴的な症状となる場合も多いです。
どちらもクラミジアでも経験しやすい症状ですが、淋病の方が症状が強く、排尿時にはより強い痛みを感じる場合があります。
尿道から出る膿も同じで、クラミジアよりも量が多いなど、強い症状だと感じられる場合もあるでしょう。
症状には個人差がありますから、排尿時の違和感、尿道の不快感などの症状となる方もおられます。

淋病にもし女性の性器に感染したらどうなるのかというと、症状が出ない方が多いのが特徴となるのです。
そのため女性にとっては気づきにくい性病となるのが特徴です。
性的な行為をしている方は定期的に性病検査を受けるか、もしくはパートナーの淋病が発覚したら自分も必ず検査を受けるなどすることで発見できるでしょう。
もし症状が出たとしたら、軽い不正出血やおりものの増加などとなります。
男性の性器の淋病のように強い症状はあまり出ないため、仮に症状が出たとしても気づきにくい症状になる場合が多いです。

淋病の治療法

検査を受けて淋病だと発覚したら、治療の必要がありますよね。
これはどうやるのかというと、病院で専用の薬をもらいます。
原因は淋菌という細菌ですから、これを除去するための抗生物質を使用するのです。
体調不良のときに病院に行くと抗生物質の飲み薬を出されることもありますよね。
そのような形で薬の処方のみとなる場合もありますし、淋病の場合は注射や点滴で抗生物質を投与される場合もあります。
診察を行った医師が最適な治療法を判断しますから、それに従って治療をすればOKです。
きちんと治療ができれば男性で起こる尿道のかゆみを始め、淋病のいろいろな症状も次第に治まっていきます。